サーフと海と音楽と彼ら
ダッドサンにサーフボードを積んでカセットテープをセットして西海岸の気候を感じながら海へ。
当時のサーフカルチャーから火が付いたのがHawaii出身の"Kalapana"。
その火は当時の日本にも伝わり日本でもムーブメントを起こす。
Hawaiiから本土へ、そして日本へ。
Hawaii出身の4人組バンドによる奇跡。
この"Kalapana" 個人的にも大好きなバンドでして、語りだすと止まらないんですよ(笑)
なので今回は少しだけご紹介して、より深い部分に関してはまた改めて。(笑)
では早速。(笑)
Hawaii出身のデュオ"Cecilio&Kapono"が西海岸で成功し、ライブハウスでのギグが困難になってきたタイミングで白羽の矢が立ったのがこの"Kalapana"。
("Kalapana"結成には実は"Henry Kapono"が実は深く関わっているとされてます。
こちらの詳細はまたの機会に紹介できればと)
そして、Hawaiiからマリブへと拠点を移した彼らの住居裏には海がありサーフィンと音楽を楽しんでいたみたい。
( メンバーの"Malani"はかなりの腕前らしい(笑))
そんな彼らが作る音楽は決められていたかのように、ローカルのサーファーや学生達から圧倒的な支持を得ます。
その熱は広がっていき、1stアルバムをリリースした2年後には日本のサーファーを中心に
拡大しHawaii、サーフロックを代表するバンドへ。
っといった流れで簡単な説明をさせていただきましたが、、
これだけだと”Kalapana”の魅力を伝えるには不十分かと思いますので
ここからは、僕自身が思う"Kalapana"の魅力をお伝えします。(笑)
先ずは彼らの魅力4点をピックアップ。
・セルフプロデュース
・多彩なメロディーとバック隊
・圧倒的な歌唱力
・需要と金額
・セルフプロデュース
1stアルバムはプロデューサーがいますが、実際は殆ど彼ら自身が製作した曲。
メンバーが個々に作曲ができ、全て高内容。
クオリティーの高さを証明しているのが、個々にプロデュースやソロでも素晴らしいタイトルを残している。
・多彩なメロディーとバック隊
個々に楽曲製作ができる為、アルバムを通して様々なジャンルが楽しめる。
サーフロック、FUSION,ソウル、AOR。
メンバー個々のテイストが音に反映されていて、バック隊の演奏力も素晴らしい。
・圧倒的な歌唱力
"Macky""Malani"によるツインボーカルによる歌唱力。
特に2ndアルバムまでメインボーカルだった"Macky"の歌声は唯一無二。
今まで数多くHawaiiの音楽を聴いてきましたが、やはりトップクラスです‼
・需要と金額
そして、一番気になるのは価格(笑)
上記の素晴らしい内容が(伝わったかどうかは分かりませんが(笑))手頃な価格帯で購入できること。
日本でも人気が高かった為、当時から日本盤でのプレスもされているので比較的、生産枚数も多く見つけやすいです。
(1stアルバムに関しては近年、見つかりにくく価格も高騰中。。)
上記の理由から、SmiveSでもHawaii入門にお勧めさせていただいている"Kalapana"
まだ所持されていない方、聴いた事がない方が、この長文を読んでいただき興味を持っていただけたのならブログ冥利につきます。(笑)
Hawaiiから飛び出し70年代、西海岸を中心にサーフカルチャーを席巻したHawaiiのローカルズが生んだ奇跡。
きっとサーファーや海を愛する人達は
ダッドサンにサーフボードを積んで"Kalapana"のカセットテープをセットして西海岸の気候を感じながら海へ向かった事でしょう。
余談ですが、僕の知り合いの叔父さんは当時、車にサーフボードを積み"Kalapana"をかけて海にナンパしに行っていたそうです(笑)
うーん。。。
まさにロマンですね(笑)