買い手と売り手

買い手と売り手

千葉県外房方面の住所非公開のかくれんぼショップ。

認知もまだまだされていませんがありがたいことに、そんなお店でも商売としてやらせてもらっているので商品を仕入れて販売し、買っていただく事で生活ができております。

企業ではないので提供できる商品の数は少ないし商品内容だって圧倒的に劣ってます。

例えば、大手レコード屋さんの商品量と内容は凄いです。

本当に感動するくらい。

新譜、中古盤、レア盤、音楽に関する雑貨まで。

"全ての音楽好きのニーズに応えようとしているのか?"

そう思うくらい凄い。

店舗に立っていたとしてもなかなかお客さんの顔を覚えられないだろう。

それくらい毎日年代、性別、国籍を問わず多くのお客さんが来店しているんだろう。

いわばお客さんが置いてある商品を選んで購入するスタイル。

レコード好きの方がよく言う"DIG"って言葉が合うのかな?

僕も大手レコード屋さんに行く時、今日はどんなレコードに出会えるんだろう。っと毎回ドキドキする。

 

ニーズに応える為にオールジャンルを取り扱い、在庫枚数を圧倒的に増やす。

これが出来れば、お客様には最高の環境になると思う。

 

でも、SmiveSの場合、この環境作りが正直難しい。

企業ではないので大量に仕入れる資金もないし(笑)

音楽の総合的なジャンルの知識も正直ない(笑)

それがわかっていて商売を始めたのは僕がやりたいと思った"お店"のスタイルとはかけ離れていたからだろう。

大手とは異なり、当たり前だけど全ての作業を一人でこなしている。

商品買付、接客、SNS、WEB、商品発送など全部。

これって凄く当たり前だけど凄く幸せな事。

 

基本、僕は流行りに関係なく自分が良いと思ったものしか仕入れない。

 

だから流行りの洋服も音楽も当店にはない。

自分が本当に良いものしか勧めたくない。

何故なら、僕の仕入方法は"お客様"ではなく"人"がベース。

このレコード〇〇さん好きそうだなとか、〇〇さんこの服の感じ好きそうだな、

ハワイのこのジャンルチャレンジしてくれないかなーとか。

そう思いながら自分が本当に良いと思えるものをSNSに投稿したりしている。

そうして思っていた方からリアクションがあったり、違う方からの反応に新しい発見があったり、そして新しい人との出会いがあり、購入してくださった方がメッセージで感想いただいたり。

 

それが滅茶苦茶嬉しい。

 

そういった繋がりのきっかけが大好きなハワイのレコードだったり、洋服だったりする。

 

同じ商売をされている方から言わせればただのわがままなんだろう。

理想や綺麗事を言っているだけとか思う人も多いと思う。

そんな事は正直言われなくてもわかっているしその通りだと思う(笑)

 

ただ、その繋がりを経験すると自分のやりたかった事の本質に気づいてしまい

その繋がりが凄く大切で僕の今の人生の潤滑油なのは間違いない。

大袈裟かもしれないけど、この経験をできるだけで僕の人生の価値はかなり高い。

いつまで今のスタイルで続けられるのかはわからないけど、この先に今後一人でも多くの○○さんが増えたら凄くうれしい。

それが店名の由来でもあるので。

なんだか熱が入り感情的に一気にブログを書いてみたけどタイトルに内容が伴っているのかがわからない(笑)

ちゃんと文章になっているのか(笑)?

もはや訳がわからなくなってきてしまったけど、僕の頭の中はこんな感じなので

SmiveSというお店はこんな感じです(笑)

 

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